スノーフレークオブシディアン

真の姿を映し出す天然のガラス。

雪のような白い斑模様が見られるオブシディアンはスノーフレークオブシディアンと呼ばれています。白と黒は陰陽の鏡を表しており、自身を映し出し自暴自棄を防ぐとされています。

優柔不断な心や、悪習慣を治し、物事に対して迅速な行動を取れる様になると言われており、誘惑が多く、物事に集中できない方におすすめのパワーストーンです。

また、古くから魔除けのお守りとして用いられてきました。人からの悪意やストーカー除けにもおすすめです。

古代では断面が非常に鋭い特性を生かして矢じりや刃物の代用品として用いられていました。また、神の声を聞く道具として世界中で様々な用途で使われ、磨いたオブシディアンを鏡のように用いて魔除けや占いの儀式に使用したと言われています。

オブシディアンは溶岩が地表に噴出し急激に冷えることによって、固まった天然ガラスで、鉱物ではなく火山岩の一種です。石名は発見者とされている『Obsius』という人物に因んでいます。

基本的には黒や灰色ですが、黒地に白色の斑点模様があるものを「スノーフレークオブシディアン」、全体的に赤茶色に変化した「マホガニーオブシディアン」、微小な気泡群によって光の反射が生じ、ピンクやゴールド、緑、黄色など様々な色のシラー効果が見られる「レインボーオブシディアン」、金色の輝きを持つ「ゴールデンオブシディアン」などがあります。

ガラス質のため、衝撃には弱いので取り扱いにはご注意下さい。

ハウライト(マグネサイト)

肉体を良好に保つための石。

大理石に似た白地に黒や灰色の不規則な模様が特徴の石です。

主に肉体に作用すると言われ、身体の滞った老廃物を排泄し、栄養の循環サイクルを高めることで、身体を良い状態に維持するためのサポートをするとされています。疲れの軽減や体の調子を整えたい方におすすめのパワーストーンです。

また、肉体の調子が良くなることで精神も向上しポジティブになり、より一層リラックス出来るようになると言われています。

染色しやすい鉱物のため、ターコイズやラピスラズリの代用品であるハウライトトルコ、ハウライトラピスなどとして流通することが多い石です。

名前の由来は発見者であるカナダの科学者ヘンリー・ハウ氏から。

このハウライトですが、実際にはマグネサイトという石であり、極端に産出量が少ないハウライトと同じ見た目をしたマグネサイトがハウライトとして広まりました。そのため、パワーストーンとしてはマグネサイトをハウライトとして扱うという世界的な暗黙の了解があります。